ごゆるり暮らしの専業主婦

無理せず自分らしく暮すが目標 人は人・私は私 自分が良ければそれでヨシ

昭和から平成ひでみの初恋物語⑰#現代編Ⅲ

彼と会うことが決まり私は会う前日からハラハラドキドキ

多少の挙動不審(笑)

なんと言っても30年振りですからね。

当時の彼ではなくオジサンになってるのは分かているのですが当日も朝からドキドキが止まりませんでした。

 

自宅から駅まで少し距離があるのでタクシーを呼びました。

でも27年前と同じ出来事が(汗)

なんで今日こんなに道混んでるの?私は心で叫んでいました。

運転手さんが混んでるので裏道から回りますねって言ってくれたけど「え~っ!そっちも混んでる」(滝汗)

でも、何とか駅まで辿り着いたのですが既に電車1本乗り遅れ状態(汗)

急いでホームまで行ったけど階段の途中でまた電車が出てしまった。

この時点で電車2本乗り遅れ・・・・かなり焦りました。

27年前と同じではないか・・・・

でも、今回は当時とは違う事が一つそうです「携帯」があります。

即、彼の携帯に連絡をいれました。

言い訳はせず「ごめんなさい30分ぐらい遅れます」

彼からは「了解しました」と返事が来ました。

彼を待たせてしまいましたが今の時代すれ違う事は有りませんね。

便利な時代になりましたね。

待ち合わせ場所に向かっている事は、きちんと伝わる伝えられる

27年前にも携帯があったらと思いました。

 

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待ち合わせ場所に着き少年から大人になっていた彼ですが直ぐに彼だと分かりました。

正確には少し離れた所から「あれ川崎君かな~」なんて数十秒様子を見ていたら彼の方から「あっ!安川さん?」って声をかけてくれました。

私は「そうです 川崎君?」となり再会を果たしました。

川私「お久しぶりです」

と二人でお辞儀をしていました。

その後は30年も会ってなかったとは思えないぐらい自然とタメ口で話せて心穏やかに安心した時間を過ごせました。

彼は凄く覚悟をして来てくれていたみたいで

川「今日は何を聞かれても何を言われても正直に話そうって思ってるし、全て受け止めようって覚悟して来た」

私「うん」

川「はい、どうぞ」

私「えっ!!」

やっぱり変わらず突然なんですよね(笑)

逆に構えられると話せなくなりますよね。

自然な話の流れの方がちゃんと気持ち伝えられたのかも知れませんが自分なりに手紙に書いた事が全てだったので

私は「うん・・・・やっぱりいいや」って答えてしまった。

でも、その後 彼から「今更、嘘言っても仕方なし正直に言うけど当時は本当に安川さんだけでした 」

私は照れ笑いしながら「うん ありがとう」

川「それに、あの時はごめんな」

私「うんん」

これだけで私から聞かなくても当時の彼の気持ちは全て分かった気がした。

 

ふと彼の指を見たら結婚指輪してない・・・・

私「あれ?指輪?・・・」

川「あっ!邪魔になるからいつもしてない」

私「そうだよね 私も仕事してた時、邪魔になるからはずしてた そしたら指太くなって入らなくなったからそのまましてない」

そんな話をして二人で笑った。

 

それからは、現状の事や将来の事など話してました。

私は寝たきりになってただ生かされてる状態で長生きはしたくないとか、延命はしなくて良いと話してるとか・・・・

彼は「俺なんか、もうそうなったら安楽死させて欲しいって思ってる」とも話していました。

この辺は二人とも同じ考えで意見が合いましたね。

30年振りに再会じたいが通常ではない事だと思いますが30年振りに会ったとしても、こんな話しする人もいないですよね多分・・・

 

思い出話やお互い将来的にも田舎に帰ることはない事も確認しあいました。

色んな事が昔とシンクロして懐かしく楽しい2時間を過ごせました。

 

彼と意見が割れた所

ゲームの課金について、ディズニーインパークの回数問題

大人になった二人ですが、どうでも良いような話もしました。

これは意見が分かれても仕方がない・・・趣味の問題なので(笑)

 

もし夜 会っていたら

もし夜会ってお酒でも飲みながら気持ちを伝えていたら

もし彼の胸に飛び込んでいたらどうなってたんだろう。

全て受け止める覚悟をしてきたって言ってくれた彼だったから何か違ってたのかな?

 

でも私が入院してた時の話や退院後主人が兼業主夫をしてくれた話で「でも優しいご主人で良かったな 俺だったら絶対無理だったよ」

って言われ彼と同じ人生を歩む事は出来なかったけど自分が選んだ人は間違ってはなかったのかな?と感じました。

 

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ランチは彼が、ご馳走してくれて

川「でも、お互い色々苦労したな」

私「そうだね」

川「これからもお互い頑張ろうな」

私「うん!頑張ろうね!今日はありがとう御座いました」と頭を下げていました。

 

その後、彼は仕事へ私は自宅へと戻っていきました。

私が改札に入ってからも見えなくなるまで手を振ってくてれた彼の姿一生忘れません。

 

覚えていてくれてありがとう。

全て受け止めようとしてくれてありがとう。

そして会ってくれてありがとう御座いました。

私にとって大切な宝物です。

もし、もう少し時期を延ばしていたらコロナ禍に入り会えなくなっていたかもしれません。

こうして会えた事を彼も「奇跡だな」って言っていましたが本当に奇跡だったのかも知れませんね。

神様が与えてくれたチャンスそして奇跡、彼との出会い本当に有りがたい。

お互いが出会い好きになり、そして相手の心の中に残っている、こんな奇跡偶然はありません。

少なくても私はそう思います。

 

ですが彼の言葉が無駄にならないように主人の事も大切にし心豊かに暮らしていこうと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとう御座いました。

 

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