こんにちは、ひでみです。
いつも訪問ありがとうございます。
初めましての方これからも「ごゆるり暮らしの専業主婦」を宜しくお願い致します。
5年前に卵巣嚢腫の手術をして卵巣の全摘をしました。
主治医からは卵巣は「沈黙の臓器です」と言われました。
私は結局、腫瘍を10年間お腹の中で育て腫瘍の大きさは約10㎏近くあったそうです。
流石にここまで大きくなると卵巣全摘になってしまいます。
私の場合は子宮にも癒着が酷く子宮も全摘になりました。
勿論、開腹手術で5時間以上に及んだようです。
こんな私が今思えばの症状を書いてみたいと思います。
卵巣嚢腫とは
卵巣にできた腫瘍のうち、良性であたかも風船に水が溜まったような腫瘍を卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)と言います。
卵巣腫瘍の80%~90%は卵巣嚢腫であると考えられていますが、良性と悪性の鑑別が難しいため、きちんとした検査を受ける必要があります。
卵巣はホルモンを分泌し、毎月排卵するため、細胞分裂が盛んに行われています。そのため、卵巣は腫瘍が多発しやすい場所の一つとされています。
私が感じた卵巣嚢腫の症状
- 下腹が出る
【身体は太ってないのに不自然に下腹だけが急に出る】
- 生理前・生理中腰痛など体調不良が出る又は長引くようになる
- 生理の経血が増える【血の塊が出るようになる】
- 腰痛が治らなくなる
- 不正出血が2度ほどあった
- お腹全体の張りが出てくる
- 腫瘍が大きくなってきたら腹水が溜まったり腫瘍の大きさで不自然にお腹だけが太り臨月ぐらいお腹が出てくる
- 腰痛が酷くなってきたら腰が痛すぎて歩行困難になってくる
- 腫瘍が肺を圧迫して少し歩いただけで息切れする【私は片肺ほぼ潰れてました】
- 完全に立てなくなって意識を失う
今思うこと
私は病院嫌いでなかなか病院に行きませんでした。
通常であればここまでなる前に病院に行くと思います。
- 抗うつ剤を飲んでいたので代謝が落ちて太ったと思っていた。
- 腰痛は歳のせいだと思っていた
- 息切れは太ったせいだと思っていた
- 長距離歩けないのは腰痛が酷いからだと思っていた
全部、鬱病で薬を飲んでいるから仕方が無いと思っていました。
家族からは何度か病院に行く事を進められましたが行く気になれず結局行きませんでした。
でも、病院に行く事が少し怖かったのもあります。
多分、自分でも何処かでなにかおかしいとは思っていたのかも知れません。
ですが後1年でも早く病院に行っていたら卵巣・子宮ともに全摘にはならなかったかも知れません。
下腹が出る・経血が増える・腰痛が続く
これで腫瘍だとはなかな思わないかも知れません。
ですが少しでも今までと違うと感じたら検診をお勧めします。
検査をして何もなければそれで良いんですよね。
病気が見つかるのは早ければ早いほど良い。
卵巣嚢腫も初期であれば腹腔鏡での手術で取り切れますし入院も短期ですみます。
私は手術後に譫妄(せんもう)が出たり低栄養で傷口の治りが遅く1ヶ月半の入院になりました。
退院後は2ヶ月4回の通院で完治しました。
これは卵巣嚢腫に限った事ではないですが出来ればおかしいと思う前に毎年の健康診断はした方が良いですよね。
ですが専業主婦だとなかな健康診断に行かないのも現実、だからこそ普段と違う小さな病気のサインも見逃したくはないですね。